「転職って、年齢が大事って聞いたことありませんか?」
元転職エージェントとして、これまで数多くの求職者と向き合ってきた私が、転職市場のリアルについて率直にお伝えしたいと思います。
面接官が最初に見るのは「年齢」
残念ながら、転職市場では年齢は非常に大きな判断材料です。
面接官が履歴書を開いたとき、最初に目に入るのは「名前」と「年齢」。
それだけで、ある程度の「期待値」や「扱い方」が決まってしまうケースも少なくありません。
これは好ましいことではありませんが、現実として受け止める必要があります。
~35歳の転職は「気持ち」が武器になる
35歳までは、未経験でも「やる気」や「ポテンシャル」でチャンスが広がります。
「まだ若いから吸収力もあるだろう」「新しい環境にも馴染めるはず」
――そんな期待を持ってもらえるのが、35歳までの強み。
だからこそ、「未経験だけど挑戦したい」「この業界でキャリアを築きたい」という気持ちが、書類や面接で伝われば、チャンスは十分あります。
36歳からは「伝え方」で差がつく
ところが、36歳を過ぎると状況は変わります。
求人票には明記されていませんが、企業が求める年齢層には明確なターゲットがあります。
これは紹介会社が利用するポータルサイトを見ると一目瞭然で、企業側には【求める年齢層】【性別】【国籍】【職歴年数】といった情報が詳細に登録されています。
(※法的には制限があるため、表向きには求人票に明記できないものです)
こうした要件から外れると、書類選考にすら進めませんし、そもそも応募すらできない設定になっているケースもあります。
つまり、36歳以上の転職者には「気持ち」だけでは足りず、
「いかに書類で伝えるか」=「伝え方」が問われるのです。
書類で伝えられなければ、スタートラインにも立てない
年齢や職歴で厳しく見られがちな36歳以上の転職者にとって、
履歴書・職務経歴書は、ただの「応募書類」ではなく「突破口」です。
限られたスペースの中で、これまでの経験や実績をいかに伝えられるか。
企業に「この人に会ってみたい」と思わせるためには、伝え方の戦略が必要です。
特に、転職エージェント経由ではなく、自分で企業HPから直接応募する場合、
「高品質な書類」があるかどうかで、面接に進めるかどうかが決まります。
Connectiaでは、36歳からの転職を「伝え方」で支援します
私が運営しているキャリア支援サービス【Connectia(コネクティア)】では、
こうした年齢に伴う転職市場のリアルをふまえ、
「書類の質」で勝負する転職支援を行っています。
- 採用担当者やエージェントの視点を活かした書類添削
- 面接官が惹かれる自己PRや志望動機の言語化
- 応募企業の傾向に合わせたカスタマイズ対応
気持ちだけでは届かない転職だからこそ、伝え方を味方にすることが大切です。
「やる気はあるのに、なかなか通過しない」
「経験はあるのに、何をどう書けばいいのか分からない」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
転職市場で不利とされがちな36歳以上の転職も、「伝え方」を変えることで可能性は大きく広がります。