転職活動、1社ずつ丁寧に受けていませんか?
もちろん誠実な姿勢は大切です。でもそのやり方、実はあなた自身を苦しめてしまう可能性があります。
【実例】1社ずつ受けたAさんの落とし穴
たとえば、ある方(仮にAさん)がいました。第一志望の企業に絞って時間をかけて書類を準備し、何度も面接対策をして、ようやく最終面接へ。けれど結果は不採用。その瞬間、Aさんの転職活動は「またゼロから」になってしまったのです。
気持ちも沈み、自信も失われ、それでも何とか気を取り直して応募を再開したAさん。
しかし転職活動が長期化するにつれて、徐々に心身ともに疲弊していきました。
そんな中、ようやく得られた1社からの内定。希望していた条件とは異なっていましたが、「もうこれ以上は頑張れない」と、疲れた気持ちに背中を押されるように承諾してしまったのです。
このように、転職活動が長引くことで、不安や焦りから「とにかく決めないと!」と内定に飛びついてしまう方は少なくありません。
複数社同時進行がもたらす安心感と選択肢
転職活動は“複数社を同時に”進めることをおすすめします。
たとえどこかで落ちても「他にもチャンスがある」と気持ちに余裕が持てます。
また、複数社に同時に進んでいれば、“ここだけに落とされたくない”というプレッシャーも軽減され、自然体で面接に臨みやすくなります。
そして、何よりも大切なのは内定が出たあと。
転職は「選ばれる」ではなく「選ぶ」もの
複数の内定があれば、それぞれの条件を比較することができます。
年収、働き方、カルチャー、成長機会――本当に自分に合った会社を自分の意思で「選ぶ」ことができるのです。これは、1社だけに賭けていては得られない立場です。
転職は「企業に選んでもらう」だけでなく、「自分が企業を選ぶ」活動でもある――この意識を持つことが、後悔しない転職への第一歩です。
【不安へのアドバイス】同時進行のコツとは?
「たくさん受けるのは大変そう」「管理できるか不安」
そんな声も多く聞かれます。ですが、無理に数を増やす必要はありません。
- まずは3〜5社を目安に
- スケジュールはカレンダーやアプリで管理
- 志望順位は途中で入れ替わってもOK
- 面接が重なった場合は、先に調整依頼をすれば問題なし
慣れてくれば、同時進行も決して難しくはありません^^
扉はひとつじゃなくていい
転職はご縁です。運やタイミングも大きく関わるもの。
だからこそ、ひとつの扉にすべてを賭けるのではなく、
いくつかの選択肢を持っておくことが、自分を守ることにもなります。
「選ばれる転職」ではなく、「選ぶ転職」へ。
視点を少し変えるだけで、転職活動の進め方も、結果も、きっと変わっていきます。
【Connectiaについて】
弊社Connectiaでは、選考書類作成に特化したサービスを提供しています。
転職活動の第一歩は選考書類作成から。
履歴書・職務経歴書の完成度は、転職活動の成果を大きく左右します。
質の高い書類で、企業HPから応募するだけでも通過率は大幅に向上します。
紹介を行わない独立系のサポートサービスだからこそ、応募者一人ひとりの思いや背景を丁寧に引き出し、“伝わる”選考書類を一緒に仕上げていきます。
「誰かに選ばれる」ための書類ではなく、「自分が選びたい企業に届く」書類へ。あなたの転職活動が、納得のいくものになりますように。